みずほ銀行はH25年7月から戸建住宅の土地を担保に融資するリバースモーゲージの取り扱いを始める。高齢化の進展で高齢者の生活資金への不安が高まってるのに対応する。メガ銀行が参入するのは初めて。顧客数の多いみずほ銀行の参入で普及に弾みがつく可能性がある。都内の支店で始め、順次地域を広げる。住宅ローンを完済している55歳以上が対象。 土地を担保に設定し、評価額の50%を上限に融資をする。利回りは短期金利に連動して定期的に変わる。利子を元本に加える方式で月々の返済の必要がない。融資期間は終身で亡くなるまで続ける。契約者が亡くなった後に土地を売却するか、相続人が肩代わりして借入金を返済する。事前に相続人との同意が必要になる。
上記内容を踏まえ、資産価値などを改めて検証すると、戸建でもマンションでも、建物は老朽化してしまい建物担保価値は低くなることが裏付けられる。マンションの場合、区分所有法で土地の分離処分ができない。担保価値の観点から考えると、土地付き戸建ては、マンションより優位化もしれない。
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